輝きを取り戻した山口拳
山口拳矢 欠場
なかなか波に乗り切れずにいた山口拳矢だが、8月富山記念をバンクレコードのまくりで制したあたりからスピードの切れが甦った。9月当所、10月富山を連覇すると、寬仁親王牌は着と3勝。11月四日市記念❼着もスピードは際立っていた。好位置キープから自力を繰り出して人気に応える。当所ホームの西村光太が山口とタッグを組む。きっちり食い下がっての中部ワンツーは有力だ。
注目株はスーパールーキーの市田龍生都。第127期生で早期卒業を果たした快速レーサーだ。G3初参戦の11月小田原は一次予選で不覚をとったものの、2日目から3連勝し、圧巻のスピードを披露した。好スパートを決めて勝ち負けに持ち込んでも不思議ではない。椎木尾拓哉が市田をマークする。
和田真久留、小原太樹、松坂洋平とそろった神奈川勢の動向にも注意したい。