太田海が別線を圧倒
太田海也
ビッグレースで4開催続けて決勝に乗るなど、自慢のスピードを猛アピールしている太田海也が主役を務める。競技では世界の舞台で活躍しているだけにスピードはワールドクラスだし、末脚もしっかりしている。主導権を握って押し切ろう。ベテラン岩津裕介が太田に続く。43歳ながら差し脚はシャープで、太田の仕掛け次第では逆転も可能だろう。現に競輪祭の一次予選1では、太田の逃げを差し切っている。
山田英明、林大悟の九州勢が第2勢力。最近の山田は伸びがいい。11月四日市記念は1❷着とオール連対の準V、競輪祭も❺着と決勝に乗っている。前で戦う林が奮起すれば、山田が優勝をものにする場面は大いにあろう。
近畿勢も谷内健太、中井太祐、松村友和と駒数はそろっている。先行で鳴らす谷内がタイミングよく仕掛けて先制なら、波乱の結末も考えられる。