菅田壱が快速を発揮
菅田壱道
菅田壱道、新田祐大、佐藤友和とそろった北日本勢がV争いをリードする。最近の流れから先陣を受け持つのは菅田だ。競輪祭では一次予選2、最終日と2勝していて、一次予選2では深谷知らの強豪を撃破している。スピードを活かした自力攻撃で北日本勢を上位独占に導く。番手を回る新田で逆転は互角。落車負傷明けだった競輪祭は本調子ではなかったが、この開催までには調子の上積みが見込めるはず。グランドスラマーの底力を示すか。
地元の重鎮・桑原大志も有力な優勝候補。49歳の大ベテランながら差し脚に陰りは見られない。寬仁親王牌、競輪祭ではそれぞれ1勝をあげている。ここは中四国ラインの佐々木豪を目標に勝機を見い出す。佐々木も寬仁親王牌、競輪祭ではそれぞれ1勝していて、自力攻撃が冴えている。
鈴木玄人、宿口陽一の埼京勢も好勝負が見込める。鈴木はオールスター、共同通信社杯と続けて準決にコマを進めると、競輪祭は一次予選1で勝ち星をゲット。ビッグレースで存在感を示している。持ち味の自在戦が奏功すれば首位に躍り出ても不思議ではない。