地元Vは譲れぬ山田庸
山田庸平 欠場
地元では圧倒的な存在感を示している山田庸平が主役を務める。当所は4月に記念開催で4連勝を飾ると、5月はG3ミッドナイトで優勝、11月にはF1戦で❶着。競輪祭の準決で落車したのは気がかりだが、体調に問題がなければ地元ファンの期待に応える。塚本大樹、松岡辰泰、松本秀之介の熊本勢が山田と九州ラインを形成しよう。
諸橋愛、杉浦侑吾、森田一郎とそろった関東勢も好勝負が見込める。2枚の積極的な先行型を擁しているので、幅広い組み立てが望めるのは強味。2段駆けも可能なだけに、関東勢の動向からは目が離せない。
波乱を呼べば谷口遼平、岡本総の中部勢か。今年はまだVがないのは物足りない谷口だが、岡本は差し脚が冴えていてキャリアハイの成績だ。
豊かなスピードを活かした自力攻撃には破壊力がある中釜章成の一発にも警戒したい。