検車場レポート
酒井 耕介 京都 56期 |
山本直が合わせて踏んだ岡本総を赤板で押さえる。その上を西本直大がすかさず踏み上げて主導権。すると、岡山勢を追った大薗宏が西田雅志の後輪に接触して落車。岡本も巻き込まるアクシデントが発生する。目標を失った北野武史は内から近畿勢に追い上げて山本と併走に。後続のもつれを尻目に西本が軽快に駆けると、最後は酒井耕介が追い込んだ。
「踏み出しはきつかったですけど、先行態勢に入ってからは楽でしたね。誰がコケたかはわからなかったです。ラインが2車だし、あんまり持っていくと内をしゃくられるから警戒して。落車もあったし、恵まれ一本です」
逃げた西本直大は3着に粘った。
「前は取りたくなかったけど、取ったらすんなり引いて行こうと。2車だし、出させてくれると思ったので。まくられるかなと思ったけどいけたし、今日の状態はよかったですね」