検車場レポート
三谷 竜生 奈良 101期 |
奈良記念決勝は地元の三谷竜生が鮮やかにまくり切って快勝。大井啓世以来13年ぶりとなる地元勢の優勝となった。
レースは残り2周半で永井清史が飛び出すと、早坂秀悟が赤板めがけて一気に巻き返す。早坂が打鐘で永井を叩くと、武田がすかさず反応して最終ホームからまくり上げる。しかし、竹内智彦が2コーナーで武田をブロック。大外をまくり上げた三谷竜が3コーナーで早坂を飲み込むと、勢いそのままにゴールを先頭で駆け抜けた。
「冷静に仕掛けられたかなと思います。地元記念に向けて(練習を)やってきていたので、兄弟ワンツーができて嬉しい。今回は優勝するつもりできていたので、しっかり走れたかなと思う。非常に嬉しいです。地元戦で緊張したけど、中々キツイメンバーの中で優勝できたので。しっかり仕掛ける事ができて良かったです」
三谷将太がピタリと続いて2着。
「本当に竜生と稲垣さんのおかげで、2着に入る事ができました。(3人での)ウイニングランが本当に嬉しかった。気持ちを切らさず今後も頑張ります」
3着には地元両者を追走した稲垣裕之が流れ込んだ。
「最後は全力で抜きにいきました。三谷兄弟が凄く気合が入っていましたね。特に将太が普段と違いました。そういうのも見ながらレースをする事ができました」