検車場レポート
佐々木 雄一 福島 83期 |
最後方の白岩大助が上昇して打鐘で先頭に立ったが竹内公亮が叩く流れに反応した吉川誠が一気のカマシを敢行。山田庸平が追いかけるように巻き返したが車の進みはイマイチで、最終2コーナーから踏み込んだ佐々木雄一が逃げる吉川を一気に飲み込んだ。
「昨日は何もできなかったからね。(作戦は)何も考えていなかったけど、後方にはならないようにって思っていました。今日は動く人も多くてレースに流れもあったから。上がり11秒フラット? 20年前なら10秒5は出せてたね。元ナショナルだから(笑)」
2着には佐々木に巧くスイッチして追い掛けた三浦稔希が入線。
「本当はスタートで佐々木君よりも前にいたかったけど出られてしまったのであの位置に。あとは切り替え切り替えって作戦でした。でもやっぱりさすがですね、佐々木君は。自分は脚がないから誰かに頼らないと勝ち上がれないから」
車の進みはイマイチながらも懸命に踏み続けた山田が何とか3着を確保。
「展開的にも良くない流れになってしまったけど重かった。このフレームに慣れていないから体が合っていない感じがする。でも2走してレースの流れは掴めてきたので組み立てを修正して対応したい」