検車場レポート
東口 善朋 和歌山 85期 |
後攻めから抑えた山下一輝-小川勇介を、金子哲大がイン斬りすると、すかさず元砂勇雪が叩いて先行態勢へ。松坂洋平がカマシで反撃に出るも、最終ホームで一旦踏み止めた。1コーナーから再加速してまくるも、東口善朋が車間を空けてブロック。マイペースで逃げた元砂を最後は東口が悠々と差し切った。
「ライン2車なのに元砂君があれだけ駆けてくれたからね。僕のブロックは大したことないけど、それぞれがラインの仕事をした上のワンツーだったので嬉しい」
と謙虚なコメントながら表情は笑顔。納得のできるレースだったことが伝わってくる。
1周半を踏み切り2着に残った元砂の表情も明るい。
「作戦はほぼレース通り。思った通りに先行できたし、松坂さんの仕掛けにも対処できた。もちろん、東口さんがブロックしてくれたからですけど。ゴール前の踏み直しも悪くなかったと思います」