検車場レポート
金子 哲大 埼玉 95期 |
打鐘を目掛けてスパートした金子哲大が3コーナーで先頭に立つと、そこからは巧みなペースでの運行。最終バックに入って蒔田英彦がまくりを出すも齊藤努がけん制して反撃を止めて続き、最後まで踏み切った金子が節目の通算200勝を地元で達成した。
「(地元で200勝を達成し)ほっとしました。蒔田さんが前を取ると思わず、動揺していて森川(大輔)さんが斬ってくれるかと思ったら動かないから、打鐘目掛けて行ってみたら良いペースになってしまったのでそのまま行ってみようと。バックでは誰かが来ている感じがしたのでそれは齊藤さんお願いしますと願ってました。この2日間の感じでは今回は(200勝は)見送りかと思っていたので良かった。あともう1日頑張ります」
2着には援護して続いた齊藤努が入り、3着には3コーナーから丸山啓一が内を突っ込んできた。
「ちょっと慣れないことを、内にいっちゃいました。ああいうことが自分に不足していると思っていたので良かったです。内と中を行けるようになりたかったし、43才にしてちょっとレベルが一つ上がりましたね」