検車場レポート
片寄 雄己 静岡 79期 |
後ろ攻めの成松春樹が赤板で前受けの片寄雄己を押さえると、片寄は中村圭志のインで粘る。成松が打鐘過ぎから徐々にピッチを上げると、片寄が番手を取り切って最終ホームを通過。懸命に逃げる成松だったが、最終4コーナーを番手のまま迎えた片寄が最後は抜け出した。
「松坂(英司)さんが作戦を考えてくれて、押さえに来たら粘れって。落ち着いて番手を取り切る事ができました。成松君が内を空けたら先行も考えていました。ラインで決められれば良かったんですけどね」
最終バックからまくり上げた西村行貴が2着に食い込んで3連単30万超えの波乱を演出。
「前が粘ってもつれていたので、仕掛けたらある程度行けるかなって思ってこっそりまくって行きました。なんとか4日間生き延びる事ができましたね」