検車場レポート
牛山 貴広 茨城 92期 |
前受けの岸澤賢太に突っ張られた山崎賢人は佐藤雅春が下げて空いていた4番手に入る。ところが打鐘から佐藤雅に追い上げられて下げさせられると、そこを単騎の谷口明正にカマされて巻き返し不発。谷口との車間を詰めた勢いで岸澤が外に持ち出すと続いた牛山貴広が鋭く突き抜けた。
「前の作戦はなかった。その時は任せると言ってあったけど、いいレースをしてくれました。強い選手を後ろに置くのがセオリーだし、岸澤は冷静に山崎君の位置も見えてたみたい。前のおかげですね」
山崎の巻き返しを張りながら2センターから踏んだ佐藤雅春が2着に食い込み2車単で2万円を超える高配当に。
「山崎君は中団に入るんだと思った。でも彼を7番手に置かないとと思ったので追い上げて4番手に。最後は必死で何も考えてなかった」
何とか3着に入った山崎賢人だったが、かみ合わないレース内容に言葉は少ない。
「失敗したっす。6番(佐藤雅)が来たときにそのまま出ればよかった。タイミングが悪かった」