検車場レポート
高橋 大作 東京 83期 |
前受けの吉田茂生が一旦後方まで引くが、打鐘過ぎに勢い良くカマして主導権を握る。7番手に置かれた竹山陵太が最終2コーナーから仕掛けるも、中団の岸澤賢太に合わされて不発。吉田のカカりが良く逃げ切るかと思われたが、岸澤のスピードを貰った高橋大作が4コーナーでコースを見極めて鋭く突っ込みホーム300勝達成ポーズ(写真)を決める。「展開は作戦通りでしたね。でも先行した選手が強かったね。点数では判断できない強さがある。300勝はもうちょっとかかると思ったけど、ホームの記念で達成できて良い思い出になった。なかなか1着は取れないですからね。4コーナーは岸澤の外をいくか悩んだが、バックを踏まずに突っ込めた」。
前回最終日に逃げ切りを収めている吉田茂生も2着に粘り番手の竹内公亮には差されず、状態は良さそうだ。「カマしてからは落ち着いていたし、出切ってからはペースに入れることができた。4コーナーでも踏み直せた。アタマを取りたかったけど、地元パワー(高橋大作)に負けましたね。逃げて残れているので状態は良いし、上がってきている」。