検車場レポート
マティエス ブフリ 外国 999期 |
初手5番手の川口聖二が打鐘の2センターから上昇。2番手にいたブフリが合わせて踏み込む。川口が強引にブフリを叩いて主導権を奪うとブフリは落ち着いて車を下げて、2コーナーからまくり上げた大川龍二にスイッチ。3コーナーから外を踏み込んで後続を大きく引き離して圧勝した。
「(ひやひやした)そういう瞬間を僕も感じていた。今日は最初は前の方にいて、後ろを確認して走った。日本のレースでは最初に加速をしてそのまま行っちゃうので、国際レースでは何度も加速したりするのでそういう走りをした。エボリューションではラインがなくて、色々な走りや動きがあるので今日はあまり予想ができないレースでした。今後は1週間ほどオフで、その後ハードトレーニングをして伊豆のトラックカップなどに出ます」
2着には4コーナーで外に持ち出した小嶋敬二が食い込んだ。
「川口君が駆けて、俺がブフリの前に入って、内にブフリが見えていたのに気づいたら横まで来ていた。やっぱりブフリは半端ないね」
直線で外を踏み込んだ岡村潤が3着。
「スタートは取れると思っていなくて。ブフリが後ろにいたので、先に動いてくれて川口君を突っ張ってくれたら面白かったかな。結局ブフリの後ろに入れたけど、吉田君と絡んでたし、巧く出し切れなかった。感じは悪くないので、また明日から練習してサマーナイトに向けていきたいですね」