検車場レポート
吉沢 純平 茨城 101期 |
後ろ攻めの渡邉雄太が吉澤純平にフタをして中団取りに動いた山崎芳仁の上を叩いて打鐘から主導権。しかし、吉澤の巻き返しも早く、打鐘過ぎ4コーナーで仕掛けると、2コーナーでは渡邉をまくって先頭に立ち、そのままのスピードを保ち1着でゴール線を駆け抜けた。
「(最終ホームで渡邉の上を)行けるか、どうかの勝負だと思った。でも(諸橋さんと)決まらなかったんで…。タイミングは山崎さんがどうするのかな?ってとこで自分はいきやすかった。行けるところは腹をくくっていけているし、脚は問題ない」。
地元の吉本卓仁は地区違いの渡邉を目標に6年ぶりの地元記念優出を決める。
「(渡邉の)気持ちが嬉しかった。僕は自力で止める技量がなくて…。あとは諸橋さんが降りてくるのをどう堪えていくかだと思っていた。地元記念の決勝には何が何でもと思って乗れたので良かった」。
井上昌己は山崎芳仁に迫られるが踏み勝ち決勝へ。
「山崎君が先に踏んでいたけど、何とか踏み勝った。(落車の影響は)ちょっと痛むが、走る分には大丈夫」。