検車場レポート
浅井 康太 三重 90期 |
竹内雄作の赤板先行を利した浅井康太が別線の巻き返しを封じて快勝。赤板前に接触した木暮安由が落車したことで審議対象となったが、セーフの結果に胸をなでる。
「接触はタマタマです。雄作が強かった。初日は深谷(知広)に離れてしまったし、この2人にしがみついていくことが自分の今後の課題だと思っている。それを意識したトレーニングをしていかないといけない。2人に任せる決勝はいい機会になりました」
逃げた竹内雄作も2着に粘り、昨年8月オールスター以来となるビッグ優出を決めた。
「ガシャンという音が聞こえて、浅井さんが付いていることを確認して、それから後ろは見ないでマイペースでいこうと思いました。初日にまくりで距離を踏んでいない分、重かったですね。最後はめっちゃタレました」
赤板ホームから大きく空いた車間を詰めてまくった近藤隆司は不発に終わったが、近藤マークの中村浩士が2センターから内に切り込んで3着を確保した。
「近ちゃん(近藤)の走りにつきます。自分は、ただただ追走で。着うんぬんじゃなくて、スピードの乗せ方がうまいですね。2人で決められなかったのは残念ですけど…。千葉勢の中から自分一人になってしまったけど、決勝に乗れてよかったです」
大外を強襲した清水裕友は惜しくも4着でビッグ初優出を逃した。
「あれで先に仕掛けられるといいんだけど、前が三谷さんなんでアテにしちゃった。前が遠かったですね。33でなければ? それは結果論です。悔しいですね」