検車場レポート
三登 誉哲 広島 100期 |
佐伯辰哉が打鐘から果敢に風を切る。最終2コーナー、5番手から大野悟郎がまくり上げると、車間を空けて備えていた三登誉哲が3コーナーで大きく外に振ってから追い込んだ。
「佐伯君のおかげです。気持ちの入ったレースをしてくれました。大野さんが来たのは見えていて、1回振って、あれ以上やったらコケるかなって。あれだけ行ってくれたんで1着をしっかり取ろうと。今回は2日目、3日目と大きい数字が並んでしまった。あそこでまとめられれば、もっと点数も上がるんですけどね。これでウイナーズカップの権利は取れたと思います。あと2場所あるんで、特選の権利を狙います」
大野のまくりに乗った良永浩一が2着に突っ込んだ。
「(三登が)持ってきて、どうなるかなって思っていた。つっかけすぎました。2センターでバックを踏んでキツかったけど、久しぶりに連にからめてよかったです」