検車場レポート
伊東 翔貴 福島 100期 |
打鐘で誘導を切った伊東翔貴を杉森輝大がさらに切って、その上を久米康平が叩いて先制。後方になった巴直也はすかさず巻き返すが、合志正臣のけん制を受けて失速。前団が踏み合って隊列が短くなった所を伊東が一気にまくりきってシリーズ2勝目。
「ワンテンポ遅い仕掛けになっている。みんな膨らんだ所を目標になっていっただけ。(金澤)幸司さんとワンツーが決まって良かった。青森から自転車を以前のモノに戻して、前回の宇都宮最終日にギアを3.92にした。宇都宮のタイムが良かったし、それがマッチしている」
久米康平は伊東にまくられるが、合志には差されずに3着に粘り、手応えを得た。
「3番手に地元の井手さんも付いてくれていたし、巴さんを受けて3番手ってのは考えていなかった。合志さんがしっかり止めてくれたおかげで3着に粘れましたね。今回からセッティングを変えたけど、その意図が出ています。踏み出しはあんまりだけど後半に伸びる。踏み出しの部分は近藤隆司さんみたいなスタンディングでカバーしたい」