検車場レポート
加倉 正義 福岡 68期 |
高橋築と赤塚悠人が青板過ぎから先手を取るべく両者で早くから踏み合う。打鐘で先頭に立った高橋だが、脚を消耗してしまい、そこを桑原亮が叩いて最終的に主導権を奪う。番手の加倉正義が車間を大きく空けて援護すると、直線で図ったように差し切る。
「桑原のおかげですよ。追い込み屋がジャンから行っているんだから200点でしょう。自分だけではなく彼が2着に残ってくれたのが良かった。なかなか勝てないけど、今年中に500勝を達成したいですね」
桑原亮は別線の攻防戦を見極めて打鐘発進で粘り逃げの決まり手が付く。
「33なんで、もう行くしかないと思っていったが、最後はタレタレでしたね。加倉さんが1着で自分が2着なら100点を貰えるレースだと思う。初めて弟子を取って、最近は練習を頑張っているので良い」