検車場レポート
鷲田 幸司 福井 92期 |
鷲田幸司が節目の100勝を達成した。レースは後ろから上昇した栗山俊介が赤板で押さえて先行策。そのまま絶妙なペースで駆けると、鷲田がチャンスをモノにした。
「赤板、ジャンのペースは不安でしたね。最後も、阿部(大樹)が車間を詰める勢いで来るんじゃないかなって。栗山の後ろから100勝で良かった。前が不発で中割って申し訳ない節目より、2人で確定板だったので形になりました。去年の3月から100勝にリーチをかけていて、危うく1年もかかるところでしたよ。200勝に向けてとは言えないけど、節目を達成したので、今後はしっかりマーク屋をできるように」
栗山俊介が3着。ワンツーとはならなかったが、2日目と同様に力強い先行策を見せた。
「後ろから押さえにいって誰も来なければ、そのまま駆ける。もし切られても、その上を叩こうと思っていました。鷲田さん的には、ちょっとペースが遅かったみたいですけどね。状態は良いと思います」