検車場レポート
上吹越 俊一 鹿児島 99期 |
堀内昇が打鐘で主導権を握る。が、すかさず蒔田英彦が襲い掛かる。蒔田に合わせて踏んだ東矢昇太が上を行かれると、上吹越俊一は自力に転じて大外を一気。抜群のスピードで前団を飲み込んだ。
「東矢君が位置を取ってくれて、前々にいってくれたおかげです。33なので踏ませてもらいました。連日、力を出し切れてなかったし、奈良は相性がよくないんですよ。最終日に何とか勝てました」
蒔田英彦は2センターで堀内をとらえるも、ゴール寸前で上吹越に屈して2着。
「奈良なので早めに行かないとって思って。出切るまでに脚を使ってしまって、出切ってからはいっぱいでした。調子悪いのが出た感じですね。セッティングは換えていないので、原因はたぶん体。まあ、練習不足ってことです」