検車場レポート
三谷 竜生 奈良 101期 |
志佐明の上を窓場千加頼が叩いて先制。3番手に志佐、6番手に山崎芳仁、8番手に深谷知広で最終回へ入ると、2コーナー手前から志佐が踏み込む。しかし、三谷竜生が番手まくりを放ち、そのまま後続を振り切った。
「志佐君の仕掛けが早かったので、難しかったです。深谷君もいますし、かぶってしまうよりは、行かないとと思って仕掛けました。(窓場)千加頼の気持ちにも応えたかった。押し切れているので、脚はそこそこですね。(自力のレースでも)ある程度スピードが上がれば、行けるっていう感じはあります」
最終2コーナー手前から仕掛けた志佐明だったが、三谷に合わされ再び三谷を追いかけて直線に入る。最後は迫る深谷も加わり大激戦となったが、2着同着で地元記念の決勝にコマを進めた。
「(岩本俊介と岡村潤に)付いてもらっているし、仕掛けないとって思ったのが、功を奏した感じですね。ここに入る前にバイクで練習してきたんですけど、(三谷は)バイクみたいな掛かりでした。今シリーズは上デキです」
志佐マークの岩本俊介が、2着同着で、一昨年7月小松島以来の記念優出を果たした。
「志佐が積極的に、いいタイミングで行ってくれて、(岡村)潤さんも、前を回してくれたおかげです。ラインに迷惑を掛けないようにと思って走りました。気合一本でした。自分はここ2場所がボロボロだったんでね、準決に関しては志佐が頑張ってくれたからです」