検車場レポート
明田 春喜 北海道 89期 |
初手で6番手に位置した中田雄喜が赤板で誘導員を降ろして先頭に立つ。単騎の蓮井祐輝と吉川嘉斗の切り替えを誘い佐々木龍の巻き返しに合わせて踏み込むと北日本ライン3番手の野木義規が佐々木をブロック。番手で絶好展開が訪れた明田春喜(写真左)が鋭く抜け出して白星でシリーズを締め括った。
「前も後ろも頑張ってくれた感じで恵まれました。本当に嬉しいですね。2日目に自分でタテに踏んでみて悪くないなって感じだったので。たぶん1月からA級に落ちそうなので、今はタテを意識して練習してます。去年は1勝しかできなかったけど、今年はこれで2勝。もっともっと勝てるように気合を入れて」
2日目に続いて積極策に出た中田であったが4着に沈んでしまった。
「2分線なので来るのが遅ければ突っ張ろうと思っていました。でもやっぱり今の脚じゃ逃げたら4着ですね。最後の粘りが足りない。昔みたいにガンガン駆けるのは年齢的にもちょっとって。どうにか勝てるように巧く考えながら組み立てていきたい」