検車場レポート
マシュー グレーツァー 外国 999期 |
外国人トリオが自慢のスピードで圧倒した。前受けから外国勢の仕掛けを警戒する小川真太郎を赤板ホーム過ぎからジョセフ・トルーマンが一気に仕掛けると、小川、阿竹智史の巻き返しは3番手のマティエス・ブフリの外まで。番手絶好のマシュー・グレーツァーが直線鋭く抜け出した。
「いいレースだったと思う。トルーマンがいいポジションにつけてくれて、すごくうれしいと思う。残り2周から仕掛けるってプランはなかったし、彼のタイミングに任せてた。番手で走れてうまくレースをコントロールできたので良かったと思う」
駆けだしで口が空きながらも3番手で続いたマティエス・ブフリが2着に流れ込んだ。
「トルーマンのダッシュでちょっと口が空いた。トルーマンはまくりがいいって言ってたけど、いいレースをしてくれたね。(小川、阿竹に対する)ブロックは下手だった。ビビりながら行ってたよ」
外国勢による上位独占の展開を作ったのはジョセフ・トルーマンだ。
「本当は前が良かったけど、日本人選手が早かった。(仕掛けのタイミングは)位置的にいいと思ったので、あそこで行きました。ライン4人だったので、もう少し(ラインの人数が)少なければ行けなかった距離だと思う。初日より良かったと思うし、どんどん良くなるのが自分のスタイルですね」