検車場レポート
岩本 和也 石川 76期 |
後ろ攻めから上昇した川口公太朗が押さえて先行態勢に入ったが、中団で車間を空けながら坂本貴史に睨みを利かせていた山形一気が残り一周からロングスパート。坂本貴史は後方で様子を見ながら1センターから車を外に持ち出すと、近藤誠二のブロックを交わしてゴール線へ。内を突いた岩本和也と写真判定の末に1着同着となった。
「山形君は何でもするし、警戒していました。中団からのインまくりも見ているしやられたら嫌だなって思っていたけど、叩いてくれたので展開が向きました。でももっと強くまくりたかった。昨日よりは良かったけどもう少しですね」
判断良く内を強襲した岩本はにっこり。
「國武(耕二)さんに締め込まれないようにって避けながら踏んでいたらたまたま空きましたね。ラッキーでした。伸びたというより近道できた分、届いたと思う。静岡記念でも3日目から良くなったし、最近はエンジンのカカリが遅いですね(苦笑)」