検車場レポート
水谷 良和 愛知 70期 |
打鐘前に切った単騎の成松春樹を飯田憲司が押さえて逃げる。5番手に引地正人、小玉拓真が8番手の態勢で最終ホームを通過。バック9番手からガラ空きとなったインコースを突いた水谷良和が直線で飯田と飯尾主税の間を鮮やかに突き抜けた。
「タマタマですよ。9番手でもう無理かなって思ってました。コースは見えていたので、最後は突っ込むしかなかったです。ダメもとでシューズを換えたり、練習もバンクから街道にしてみたりして、その効果が出てきているのかもしれません」
5番手からまくった引地は不発。その後ろから小林圭介が2着に強襲した。
「引地君が仕掛けてくれたので。そこからよく伸びたと思います。1着だと思ったんですが、まさか内に水谷さんがいるとは思わなかったです。脚の感じはいいですね」