検車場レポート
高木 隆弘 神奈川 64期 |
後ろ攻めの小堺浩二が赤板過ぎに誘導を切り、すかさず伊早坂駿一が叩いて主導権。伊早坂が後ろを確認しながら最終ホームでペースを上げると別線は仕掛けられず。番手の恩田淳平が車間を切り伊早坂を残し気味に踏むと、3番手の高木隆弘が鋭く中を割り500勝の偉業を達成した。
「正直、あのコースは狙っていましたね。外を踏むか一瞬迷いましたけど、内を踏んで良かった。恩田 (淳平)君に当てられてけど伸び勝てましたね。ゴール前は届いたと分かった。加倉(正義)や澤田(義和)に先に500勝を決められていたし、今回で決められて良かった」
恩田淳平は絶好の展開をモノにできず悔しさをにじませる。
「高木(隆弘)さんが内を踏んでくるのは分かっていたし悔しいですね。伊早坂(駿一)君が頑張っていたし何とか残そうと思ったんですけど。甘さが出てしまいましたね。余裕はあったし、ああいう展開をしっかり勝てるようになりたい」