検車場レポート
戸田 康平 香川 101期 |
打鐘前の2コーナーで戸田康平が前団を押さえて先制。絶妙なペース駆けで、別線に巻き返すタイミングを与えない。4コーナーから植原琢也が反撃に出るが、野本翔太が最終1コーナーで一発を見舞うと、勢いは止まり3番手で外併走に。最終バック過ぎから、もう一度強引にまくり出るが、戸田のカカリは良く、最後までしっかり踏み切った。
「(打鐘で)植原君が中団まで来たのはわかりました。そのまま叩いてくると思ったけど。たまたまだけど、今日は良い感じでペースに持ち込めた。前回は先行したけど、カカリが悪くて散々だったから、とりあえず良かった」
植原琢也は強引なまくりで2着に届いたが、本人は全く納得のできるレースではなかったようだ。
「ダメですね。レースの良いイメージが沸いてこない。何か初日からテンションが上がらなくて…。打鐘で仕掛ける順番は来たけど、思ったよりペースが上がっていてビビってしまった。後ろの二人にも迷惑をかけているし。特に(3番手の)山口貴弘さんは2日連続だから。(大)ギアを47から55に変えたことも原因かもしれないけど、そこは何とも。今シリーズはこのまま使うつもり。悪い中でどこまで立て直せるかですね」