検車場レポート
内村 泰三 山口 72期 |
インを切り合う展開の中、上田隼が打鐘で切った上を前受けから8番手まで車を下げた前田義和が一気に叩いて主導権を取り最終ホームを通過。スピードをグングンと上げていき最終バックでは別線を離すと絶好展開を迎えた内村泰三が別線に睨みを効かせながら抜け出して昨年8月16日玉野F1戦最終日以来の白星を掴んだ。
「1年以上ぶりの1着ですね。前田君も自分も仕事をしての1着だし嬉しいね。展開とか色々あるけど、(前田が)逃げてくれた。体が良くなるわけでもないので、今の体に慣れていくしかない。彼(前田)が強い気持ちでいってくれたおかげです」
前田義和は逃げて昇級後、初の連対を果たして手応えを掴んだ様子。
「数か月ぶりの逃げの決まり手ですね。やっぱりS級は良いですね。ぼーっとしていても良い情報が入ってくる。今回は色んな人にセッティングを見てもらったりしたけど、3日目が終わってから荒井(崇博)さんにイメージを伝えたらその通りのセッティングを組んでくれて、一番しっくりきましたね。出し切れたし、2着だけど、これはきっかけになりますね。S級初勝利も近いと思う」