検車場レポート
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| 児玉 碧衣 福岡 108期 |
初手で3番手の位置を確保していた加藤恵が車間を空けて間合いを取って打鐘から一気のスパートに出たが、2番手に位置していた奥井迪が反応良く車を外に持ち出して両者で踏み合いに。最終ホームでは加藤が前にと踊り出たが、奥井は諦めずに内から復活して最終主導権。細田愛未が車を外に持ち出したが車の出はイマイチで、大外を踏み込んだ児玉碧衣が前団をまとめて飲み込んだ。
「ホームで仕掛けたけど前（細田）も踏んでて車が出なかった。でもあそこで外々踏んで出切れたとしても後半がきつくなると思って一回待ちました。昨日よりも踏んだ感触は良かったですね。自力が揃っているのでなかなか思ったタイミングで仕掛るのが難しいですね」
2着には奥井がしぶとく粘って決勝への切符を掴み取った。
「もう今日は碧衣ちゃんと真っ向勝負をしようと決めていました。それでダメでも悔いはないと思って。でも良かった。2着でも決勝に乗れるかわからなかったので。私の気迫が一番だったと思います！」