検車場レポート
梅川 風子 東京 112期 |
ガールズグランプリトライアル2019「アメジスト」の決勝戦は梅川風子が大会連覇を達成した。レースは2番手から踏み上げた奥井迪が打鐘で先頭に立つ。6番手となった児玉碧衣は2センターからスパート。最終2コーナーで奥井を抜き去るが、俊敏にスイッチした梅川が粘る児玉をゴール前で逆転した。
「あまり考えず流れのなかで走ろうと思ってました。タマタマですね。(児玉)碧衣ちゃんが一人で来て、はまった感じです。本当にいっぱいで、余裕を持って走れなかったです。碧衣さんが1周以上行ってるので、彼女が一番強かったです。グランプリが一番大きな目標になるんですが、そこまでの道のりが大事だと思ってます。しっかりトレーニングして、自分の力を発揮したいです」
児玉碧衣は2着に敗れたとはいえ、ロングまくりで力は出し切った。年末のガールズグランプリでのリベンジを誓う。
「やったほうです。吉岡(詩織)さんをめがけて行ったけど、詰まってバックを踏んでスピードを殺してしまった。細かい修正点はありますけど、サラ脚で梅川さんに後ろに入られたら抜かれますね。また練習してグランプリでやり返します」
前々に攻めた高橋梨香が梅川を追う形でしぶとく3着に食い込んだ。
「前々にいれば、どうにか戦えるかなと思ってました。初手が良かったです。後ろもゴチャついていたんで。普段の開催でも最近は決勝に乗れてなかったので、このメンバーで3着なら自分的には大金星です」