検車場レポート
山口 貴弘 佐賀 92期 |
中村弘之輔の上昇に合わせて切った工藤文彦が中団に構えると、下げて叩き返してきた水谷将司と中村で赤板ホームから踏み合いに。これで展開が向いた工藤が打鐘過ぎ4コーナーからまくると、続いた山口貴嗣がゴール寸前でとらえた。
「ギリギリ(抜きに)行き過ぎてヤバいなと思った。工藤さんが強かった。僕は前回(12月佐世保記念)の2日目からシューズを換えてたけど、今日から元に戻した。やっぱり慣れてるやつのほうがいいですね。1着も久々だったし良かったです」
工藤文彦は連日、いいところがなかっただけに2着の結果にもホッとした表情を見せる。
「今日は鼻の詰まりもとれた。それで(やり合う)匂いを感じたと思う。お客さんも『イン切れ』って言ってくれたので、そのとおりにしたら良かったですね(笑)。今日は競輪をしました。1着取れたら絶好調まで戻ってくると思うけど、まだまだですね」