検車場レポート
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宮本 隼輔 山口 113期 |
宮本隼輔が赤板で上昇し中団の中嶋将尊にフタをすると、中島が引いたことで3番手に入った所で打鐘を迎える。引いた中島が巻き返しに出ると、宮本も合わせて踏んで再び中団の4番手を確保。2コーナーから仕掛けると、柿澤大貴のけん制を乗り越えて11月防府記念以来の勝ち上がり戦での白星をつかんだ。
「体の感じはあまり変わらず、良くないですね。今日は2予B(5着権利)まででもいいと思って早めにいったつもりだったが、トップスピードが足りてない。練習不足の影響かな。それでも久々に勝ち上がりで勝てたのでよかった」
宮本を止められなかった柿澤は、再び大きくけん制。三宅達也は受けて最終3コーナーでイエローラインの外までもっていかれ、宮本とは離れてしまうも懸命に踏み込んで2着を確保した。
「今日は脚で凌いだ。柿澤君は(大きくけん制を)やってくると思った。自分が彼の立場なら同じことをしますからね。なんとか踏み勝っただけで、練習してきた甲斐がありました」