検車場レポート
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竹内 智彦 宮城 84期 |
押さえて出た山本巨樹ラインに坂本亮馬が切り替えて、前受けの眞杉匠が5番手まで下げて最終ホームを迎える。山本のペースは上がらず、1コーナーから眞杉が一気。3番手の荻野哲は離れて、眞杉、竹内智彦で3番手以下を大きくちぎる。坂本は荻野とからんで万事休す。逃げ切り図る眞杉を竹内がきっちり交わした。
「作戦通りですけど、思ってたより眞杉のダッシュが良かった。踏み出しがいいから荻野さんはちぎれてるかなと。自分は待って、待ってで踏みました」
昨年3場所連続の完全VでS級に特進した眞杉匠は、FIシリーズでの大きい着が目立っていただけに笑みがこぼれる。
「振り切れるかと思ったけど、竹内さんは余裕でしたね。(S級に上がったばかりの)12月と比べたら良くなっている。練習ではあんまり変わってないけど、競走で良くなってきてます」