検車場レポート
金澤 幸司 福島 91期 |
前受けの中田雄喜は赤板で上昇してきた藤田大輔を突っ張ると打鐘で主導権を取りにきた古川宗行を出させて中団を確保。古川ラインを追っていた三ツ石康洋が2コーナー過ぎにまくりに出るとそれに乗った中田雄喜が直線で鋭く伸びるとゴール前で金澤幸司が交わして節目の200勝を達成した。
「200勝達成できる気はしていなかった。(中田が)頑張ってくれた。中田君がスレスレを仕掛けていくから最後は外を踏むしかなかった。200勝は嬉しいですね。ホッとしました。200勝目前だと最終日でも人気になっちゃうんですね(笑)」
中田雄喜は冷静な組み立てでラインを上位独占に導いた。
「まだペダリングが巧くいってないですね。全力で踏んだときにぐちゃぐちゃになっている。でも良くなってきているし、今日もしっかりと中団を取れてそこからもう一度踏めている。人気になっていたので緊張したけど、ライン3人でも決まったので嬉しいですね」