検車場レポート
立花 成泰 岡山 82期 |
後ろ攻めでタイミングを見計らっていた矢口大樹が打鐘から叩いて先行態勢へと入ったが、地元の工藤文彦が最終ホームから一気の巻き返し。最終2コーナーで南関勢を飲み込むと、番手の立花成泰が絶好展開を生かしてゴール寸前で差し切った。
「あれだけ頑張ってくれたらね。もうワンテンポ遅ければ、成清(貴之)さんが自分の所か後ろをねっらっていたでしょうし。補充が入るだろうって準備はしていましたけど、大恵まれですよ(笑)」
ロングまくりで別線を封じた工藤は納得の表情。
「正直、構えようかと思ったんですけど。でもやっぱり地元記念で負けるのはいつもの何十倍も悔しいので。昨日、負けて半年ぶりくらいにめちゃめちゃ悔しかったんで。やる気スイッチは地元記念のあっせんが決まってから入っていましたけど、脚と体が追い付いてきていない。でも今日は立花さんと決まったので。いつもの倍は嬉しいです」