検車場レポート
竹澤 浩司 富山 90期 |
後ろ攻めからゆっくり上昇した小橋秀幸は2番手の竹澤浩司にフタをしてから打鐘の3コーナーで先頭に立ってピッチを緩める。前受けから6番手まで下げた竹澤は4コーナーからスパート。ホーム過ぎに小橋をあっさりと叩いた竹澤がそのままペースで駆けて押し切った。
「2分戦なので初手は前でも後ろでもどっちでも良かった。落ち着いて仕掛けました。出切ってからはペースで行きました。もうちょっと踏み上げられれば良かったんですけど、現状だとあれが精いっぱいですね。(11月広島F1の落車で)鎖骨と肋骨を骨折して、まったく影響がないわけではないんですが、だいぶ感じは良くなってます」
叩かれた小橋は3番手で粘る形から最終2コーナーで内をすくって番手勝負。外併走を耐えた吉岡篤志が2着に流れ込んだ。
「前が頑張ってくれた。小橋が内から復活してきて驚いた。あたられてたら厳しかった」