検車場レポート
児玉 碧衣 福岡 108期 |
児玉碧衣は周回中、4番手。3番手の佐藤水菜が太田りゆに合わせて踏むと、佐藤に続いた児玉は覚悟を決めて最終2コーナーからインを進出。2番手の石井寛子のまくりを追った児玉が、追い込みで連勝を24に伸ばした。
「脚見せのときは雨が降ってなかったんですけど、レースが始まる時には結構降ってて、前が見えなくなるくらいすごかった。(最終)ホームで太田りゆさんが来たときにサトミナ(佐藤)がそれに合わせて踏むような感じで、外を張りながらモガいてた。それで内に行くことを決めてた。(石井)寛子さんがバックで行ってくれたおかげで、コースができた。連日しっかり冷静に周りが見られてると思います」
終始、児玉を前に見る形をつくった小林莉子が、3着で決勝最後の椅子をつかんだ。
「初手の位置取りで前が児玉選手だったので、付いていくだけだと思って頑張りました。どこから仕掛けるかなと思いながら付いていたんですけど、結構ギリギリの展開だった。なんとかしのいだかなって感じです。自分も正直、(児玉は)外をう回するかなって思って、外を踏む準備をしていたんですけど。やっぱり(児玉は)強かったです」