検車場レポート
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伊原 克彦 福井 91期 |
青板バックから動き出して前受けの谷口遼平に並びかけた中井俊亮と野原雅也で赤板過ぎから踏み合いになるが、野原が1センターで中バンクに上がると鷲田佳史が落車。これに稲川翔も乗り上げてしまう。落車を避けた谷口が4コーナーの下りを使ってカマすと、この動きに乗り換えた野原がバックまくり。伊原克彦とワンツーを決めたが、野原は赤板1センターの動きで失格。伊原が繰り上がっての1着となった。
「落車しちゃったけど佳史も後ろを固めてくれて、雅也もしっかりと仕掛けてくれた。ラインのおかげですね。(作戦は)ほぼ雅也任せで、あとは後ろの2人が付いて行けるか。アイツ(野原)の勝ちパターンでと言ってました。(落車は)誰の影響かわからなかった。残りの人数を確認して、あとは雅也の仕掛けに乗ってどうしようかなって感じでした。付いてく分には余裕がありますし、レースも見えてる。状態は問題ない。上出来じゃないですか。(記念の決勝はいつ以来か)忘れましたね。だいぶ昔(2010年9月)の福井記念以来なんで」
谷口のカマシに乗った高橋和也が2着に繰り上がって決勝進出を決めた。
「谷口君が頑張ってくれたおかげ。落車があった後も落ち着いて駆けてくれた。(6ポイントで)準決勝にも上がれないかと思ったところで上がれて今日も繰り上がり。ツキはあるかもしれないです。昨日もボーダーで上がって、繰り上がりも記憶にない。久々の決勝なんで頑張りたいですね。状態はいいと思います」