検車場レポート
神田 紘輔 大阪 100期 |
佐々木豪が嵯峨昇喜郎を叩いて先頭に出るが、畑段嵐士の巻き返しが早い。赤板2コーナーで5番手から仕掛けて主導権を奪取。番手の神田紘輔は最終1センターで皿屋豊を阻んで、後続との間合いを計る。落ち着いた立ち回りから神田が、畑段を交わして1着。6度目のGI出場で初勝利を飾った。
「(GIでは)初めて1着が取れたんで良かった。畑段は先行も含めて積極策っていう感じだったんで、あとは自分がどう仕事をするかだった。皿屋さんが来てるのもわかったんで、どうやって来にくくするかでした。うまくできたかわからないけど、結果的には(畑段とワンツーだった)」
先行策の畑段嵐士は、内容の濃い走りで2着に残った。
「(皿屋に)かぶる前にと思ってました。あとは要所、要所で合わせてたんで、ポイントだけ。長い距離をモガいた感じではない。こういうのもできれば(戦法の)幅も広がりますからね」