検車場レポート
中川 諒子 熊本 102期 |
石井貴子が打鐘過ぎの4コーナーからカマシ先行。察知して2番手から踏んでいた加瀬加奈子が番手に飛び付くと、その後ろから3コーナーで空いた内を踏んだ中川諒子が粘る石井をゴール前でとらえた。
「加瀬さんが動いたときはそのままついて行こうと思った。(高橋)梨香さんが見えたので外はないかなと。内が空いたので、そこを行けたところが展開向いたかなと思います。落ち着いて走れてるかなっていうのはある。自分では動いてないんですけど、今日(3日目)はレースの流れに乗れたかな。疲れは大丈夫かなと思います」
3連勝こそならなかった石井貴子だが、早い仕掛けでもきっちりと決勝戦には勝ち上がった。
「ちょっと差されましたね。もういっぱいでしたね。疲れました。自分のタイミングで行こうと思ってたので、(周りは)気にせず何でもいいやと思って行った。ちゅうちょなく行けたのは良かったけど、全然余裕がなくてバックでいっぱいでした。最後も頑張ったけど差されました。明日(最終日)は今日(3日目)の反省を生かして」
中団で脚をためた田中まいが中川のコース取りに続く形で3着に入った。
「無我夢中だったので展開とかはあまり覚えてないけど、最後内が空いたので行けて良かった。動く選手が多いなか、石井さんの3番手にいたので付いて行こうと思った。前がもつれてたので、コースがあれば着あると思ってた。2日間、動いてないので疲れもなく、3日間で一番体が動いてた。決勝は強い選手がそろってるけど、チャンスがあれば確定板に載れるように」