検車場レポート
浅井 康太 三重 90期 |
皿屋豊と小川丈太で打鐘前から壮絶なモガき合い。そこをホームから大石剣士が巻き返すと、皿屋マークの浅井康太がこれに合わせて番手まくり。節目の400勝を飾った。
「作戦的には後ろから行って、小川君を出さすか出させないか。そこは皿屋さんのタイミングだったけど、皿屋さんが前回、前々回、僕が付いていいレースできてなかったので、しっかり駆け切りたいって気持ちだったみたい。小川君とからんでたので難しかったけど、(大石との)スピード差があり過ぎたので出て行った。8割ぐらいの感覚でペースでまくれた。最後まで長かったですけどね。400勝はうれしいことでもありますし、1勝することで落ち着いたり、やれるなって気持ちになる。これからも次の100勝、200勝を狙っていきたい」
山口泰生は内、外アンコになりながらも浅井に続いた。
「皿屋も強気の攻めをしてくれて、そのおかげですね。早くからのモガき合いで大石も見えないところで来た。(浅井が番手から出たときに)内から9番(福島武士)もも来てたので、その位置を守るのに必死でしたね。ああいうとこで離れたら狙われやすい。抜けんでも確保だけはと思ってた」