検車場レポート
佐藤 龍二 神奈川 94期 |
染谷幸喜が、打鐘の3コーナーで先頭に立ちペースを握る。単騎の阿部兼士、関東勢が切り替える。7番手の水谷好宏を警戒しながら染谷は、最終ホームからペースを上げて風を切る。番手で願ってもない展開が訪れた佐藤龍二が、ゴール前で染谷を差し切った。
「染谷が強かった。なんか自分の方が落ち着けてなかったですね。早めに行ってくれたんで、止めるなり、残すなりと思ってたけど、タレてこなかった。やっぱり9車の方が楽しいですね」
別線にレースをさせなかった染谷幸喜が、持ち味発揮の積極策で2着。
「出し切れたんで、今日は一番気持ち良かった。(最終)バックとかでも余裕をもってペースで駆ければ、もうちょっと粘り込めたかもしれないけど。初日、2日目は駆けてないので、今日は出し切ろうと思ってた」