検車場レポート
岩本 和也 石川 76期 |
谷口友真が先頭に立つが、打鐘から巻き返した大矢崇弘に叩かれてしまう。谷口から切り替えて態勢を整えた畑段嵐士はバックからまくる。4コーナーで出切ると、畑段マークの岩本和也が鋭く交わした。
「(谷口が)叩かれてしまったけど、畑段君が前々に踏んでくれたおかげ。後ろから迫ってきていたのもわかっていたし、苦しかった。前期のA級で頑張ってきた甲斐がありました。忘れてたものを思い出させてくれた半年間でした。状態はずっと一生懸命(練習を)やっていたので最低限の仕上げはできた」
7番手からまくり上げた藤田大輔の内を踏んで伸びた福田知也が2着。
「作戦は谷口君ラインの後ろから1回押さえてって感じでした。もうちょっと谷口君が抵抗して踏み合ってほしかったですね。畑段君が引き切ってまくる態勢を作っていたので。藤田君は無理矢理行ってくれた。(直線のコースは)普段なら外だが、外一辺倒とはいかない。コースの見極めを柏野(智典)さん目標に勉強していきたい」