検車場レポート
嘉永 泰斗 熊本 113期 |
【嘉永 泰斗(1着)】
「北津留さんと瓜生さんのおかげ。次からは自分が前で先輩たちを引っ張りたい。地元は2人しか勝ち上がれなかったけど、(優勝を)獲れて良かった。(スタートは)前からが一番良いかなと。(北津留が)突っ張って誰も来ていなかったと思ったが、余裕がなくて(前へ)いってしまった。2コーナー過ぎから余裕がなくて、後ろの状況がわかなくて。ゴール前で誰かが落車した音は聞こえたが、必死に前へ踏んでいた。ゴールしてすぐは(優勝した)実感が湧かず、段々と湧いてきて、獲ったんだなと。瓜生さんは中学生のときからの憧れで、瓜生さんを追って選手になって一緒に走れて良かった。去年は(地元記念を)走れず悔しくて。113期(上田尭弥、上野優太、曽我圭佑が参戦)で自分だけ呼ばれなくて。今年は呼ばれたので、決勝に乗って良い勝負と思っていた。練習してきて良かった。初日は1レース1番車で緊張したが、人気に応えられて、そこで良いスタートダッシュを決められたのがここに繋がったのかなと。決勝には最低でも勝ち上がりたくて、勝ち上がれて優勝を獲れて言うことはない。今後はもっと練習して自分が前を回って九州の先輩方に恩返ししたい。(3年後に熊本バンクが再開予定で)熊本が再開すれば、G1開催とかもあるだろうからそれまでにG1でも戦える力を付けておきたい」
【瓜生 崇智(2着)】
「強かったですし、北津留(翼)さんのおかげです。自分は最低限、3番手の役割が果たせたかなと。松浦(悠士)さんが外にいて、コースがなかった。連日、3番手の難しさがあった。(熊本勢としては)これまで合志(正臣)さん、中川(誠一郎)さんのすごさを見てきたんで、新しい時代をつくっていきたい。来年は僕が優勝できるように」
【平原 康多(3着)】
「(赤板2コーナーのところは)あれで(松浦悠士の内に)行ってたら失格だと思った。そのあとは(6番手まで引くか)迷うところもあった。(まくった)松浦君が止まってたんで、その上を行ける感じがあったけど、嘉永(泰斗)君が伸びていた。(ゴール前の接触でバランスを崩したが)コケるよりはマシですね。ここで落車せずにいられたんで、悪い流れを断ち切れたかなと思います。上向いてきているんで、もうちょっと上積みして寬仁親王牌を迎えて戦えるように」