検車場レポート
阿部 将大 大分 117期 |
【阿部 将大(1着)】
「岩谷君が一生懸命に走ってくれた。最終バックで中西さんの後ろに岩谷君が嵌った所で(優勝を)取れると思ったし、その感触があった。落ち着いていましたね。レース前は緊張していたが、走ってしまってハイペースになってからそんなことはなかった。今開催はデキ過ぎですね。(優勝は)ビックリしています。決勝でハコを回れると思っていなかったけど、岩谷君が調子良いということだったからお願いしますって感じでした。普段のF1戦は負荷を与えてのレースだったけど今回は調整してきて良かった。今回は裏開催だけど、しっかりと優勝をとれたことは自分の中では大きい。(これからファンからも期待される立場になるが)そこは期待してもらえたら応えられるように頑張りたい。そこで厳しくて勝てなくなってもその壁を乗り越えることができれば次のステップに繋がる。ヤンググランプリは出られたら良いなぐらいで、最終目標はグランプリ。今は力をつけるときだし、中間目標でヤンググランプリに出られたらって感じです。ただ(今回の優勝で)可能性が高まったから逃がさずにいきたい。僕よりも強い同期はたくさんいるし、今回は人の後ろだから取れた。これからも(同期たちに)負けないように頑張りたい。理想の選手は松浦(悠士)さんですね。強い選手っていうよりも巧い選手を目指したい。次は大垣記念。調整して決勝にのれるように頑張りたい」
【宗崎 世連(2着)】
「悔しい、というより申し訳ない。島川が行ってくれて、いいタイミングがいくつかあったんですけど、行くだけ行かせて僕だけ拾ったレース。コースが空いて、最後に踏んだだけでした。強い島川に、点数を上げてきた田尾、地元を背負ってきたノリさんに申し訳なかった。競輪選手としての力量のなさを感じましたし、僕にはまだ早すぎるステージだった。殻を破る力はなかったです。ただ、競輪祭の権利は取れた。それは、ひとりで取れたものではないので責任がある。これからそれに見合う選手になるために努力をしないと。認めてもらえるようにやっていくことが与えられた使命だと思っています」
【岩谷 拓磨(3着)】
「(中西)大さんが、行くか、行かないかっていうところでしたけど、行かなくても、俺が行くところでした。今回は仕上がりが良かったし、自信もあったので。優勝したかったが、番手が勝ってくれて、3着で、競輪祭が決まって、良かった。まだFⅠでも優勝がないので、まずはそこを目指します」