検車場レポート
山田 久徳 京都 93期 |
【山田久徳(1着)】
「(5月のダービー失格で)9月は(あっせんが)止まっていた。(その間の)練習はほぼ、休んでいない。バッチリしたつもりだけど、これだけうまいこといくとは。8月の終わりに走り過ぎて(村上)博幸さんんも『脚が落ちている』って言われていた。練習を見直せたのは良かった。こんなにいいとは思わなかったですけど。自力の時はもう1つの感じで(三谷)竜生が強かった。(初日に連係して)抜けたのは大きかった。(落車は)ガシャーンと後ろの気配がなくなったけど、竜生がどこで行くかわからないし
(落車したのが)誰かもわからなかった。展開味方しました。竜生が2コーナーで仕掛けてくれたし、それが一番大きい。ここしかない感じでした。(寬仁親王牌まで)このまま1週間しっかり練習します。(記念は通算4度目の優勝)正直、デビューしてここまで記念を獲れると思っていなかった。1回獲れればいい方だと思っていたので。それくらい今の記念の制度で獲るのは難しいので。かなりうれしい。もうちょっと上を目指して。ワンツーで良かったし、岡さんがいてくれて、後ろを気にしなくて良かったのもありました」
【三谷竜生(2着)】
「太田君は踏んで待っていたので、あれを叩くのはけっこうきついと。緩めば行く準備はしていました。諸橋さんが中部の後ろにいたし、4車で出られたら、『ないな』と思ったので、あそこは踏んでいった。(落車は)気にならなかった。あとは自分のタイミングでと。調子は問題ないけど、あれで楽に抜かれているのでもうちょっと頑張ります」
【諸橋愛(3着)】
「(地元勢を追ったのは)突っ張ると思った。ジャンで行くと思ったが、(踏み)辞めたのは意外だった。地元はあそこで行かないとね。(落車があった後は)一瞬迷った。皿屋を使うか、どうか。迷わず踏めば出ているけど、それで遅れた。(落車を避けて)無事だったのは良かった」