検車場レポート
飯野 祐太 福島 90期 |
【飯野 祐太(1着)】
「前から(根本が)突っ張り切れなかったときはそこは自分の仕事。野口さんか近藤さんを飛ばして迎え入れようと思っていた。鐘過ぎに(前の)スピードが緩んでここで伊藤君にこられると厳しいと思った。そこで根本君が内にいったから外いくしかないと。記念(今回はG3)は獲れないかなと思っていた。レースで力を出し切れるようになったし、落ち着いて走れるようになった。優勝できて嬉しい。やっとですね。記念で優勝できたけど、G1では力不足。自力でも番手戦でも仕事していきたい。ヨコもそうだけど、タテ脚がないとヨコもできない。タテ脚を磨いていきたい。3日目も今日も人の後ろで余裕があった。初日に2周半かけたのが大きかったと思う。(G3優勝は)やっとです。ラインから優勝者を出したいと思って走っていたのが20代。35歳過ぎから(G3を)獲ってみたいなと。脚が無くなってきてからそう思った。(今回)獲れて良かった」
【竹内 智彦(2着)】
「伊藤君がいなければ優勝できたかも。スピードが凄かったし、内に伊藤君がいてそれを見ながらで。自分で踏まなくちゃいけなくなったけど、意外と伸びた。途中まではおいしい展開と思ったんですけどね」
【野口 裕史(3着)】
「出切るときに北井君がかなり上の方を走ってくれて。根本君も良いダッシュだったので出切った時に近藤君がいないのは確認していた。出切って2車で車間が空いていて落ち着いてと思ったが、内を空けてしまって技術不足でした。内に根本君が見えて飯野君がまくってきたのがわかって慌てて踏んだ。人の後ろで脚を溜めることと、踏み上げることに慣れていなくてタテへ踏んだときは脚がパンパンで。キツかったけど、勉強になりました。色んな人が番手から踏めるのがすごいなと改めて思った」