検車場レポート
柿澤 大貴 長野 97期 |
【柿澤 大貴(1着)】
「(前回、落車をしたことで)フレームを換えてそういう意味では意味のある落車だったのかなと。普通、そういうことはないんですけどね。(落車が)なければフレーム換えていないので。橋本壮君が先手を取りたいと。上野君の後ろからスタートして2車でもいきますといったので、熱い気持ちを感じた。内の嵯峨君は見えていなくて締めた時に危なくて申し訳なかった。落車がなくてよかった。感触はここ最近の中で一番いい。フレームを換えたことの要因が大きい。(落車して)体のケアをしてきたけど、フレームがでかい。(フレームのおかげで)流れてくれて余裕がある。ここに向けてやってきたので優勝したい想いしかない。ダービーに出られないのもあるけど、ダービー組がいないけどG3はG3なので選手として優勝したい気持ちが大きい」
【嵯峨 昇喜郎(2着)】
「(決勝に乗りたいと)言ったけど、本当に乗れるとは思っていなかった。連日、逃げているわけじゃないけど、悪くないし、コースも見えている。前受けは作戦でした。後ろよりな前受けで誰も出なかったので。ホームで詰まっていっちゃえと思って仕掛けたけど、全く出なくて立て直そうと。柿澤さんはおりてくると思ったけど、想像以上でこけると思ったけどぎりぎり保った。ずっと脚を使ってくなくて風も切っていないし、脚も溜まっていた。ダービー組のいない開催なので本当は先輩の前で走りたかったけど、決勝はおそらく単騎。競輪祭の権利も狙っていきたい。前回の失格分は取り戻せたかなと。脚の面で力の差を感じるから溜めての一発を狙っていく感じになりそう」
【橋本 壮史(3着)】
「(決勝に乗れて)嬉しいけど、現実味がなくて本当に乗れたのかなと。ずっとF1戦で壁にぶち当たっていた。元々、組み立てが苦手で毎回、組み立ててでミスを犯していた。脚は上でも通用すると思っていた。ミスを修正するのを繰り返して一歩一歩来た感じですね。(今回は)9車立てなのも良かったのかも。雨の影響でカカり切っていないのかなと。柿澤さんが仕事してくれているのは気配で感じていた。自力選手として4コーナーまで先頭でと思って走っていた。伊藤慶太郎さんのレースで刺激を貰った。状態は問題ない。細かい所を修正して決勝に繋げたい。(決勝は)しっかりと勝ちたいが、やれることをやりたい。欲を出すと負けるので出し切りたい」