検車場レポート
脇本 雄太 福井 94期 |
【脇本 雄太(1着)】
「(雨は)レース前に強くなってきて、視野を広くもちたいなと思っていた。腰痛から1ヵ月経って良くなっている感触はある。恐怖心もあるけど打ち勝ってレースができるのかなと。G1前なのでリスクはとれないなとは思っていた。車間の空き具合や展開が速くなるから立ち遅れないようにと考えていた。スタートは中団が取れたら良いなと思ったが、内の2人がはやく、無理に付き合うつもりもないなと。伊藤君がどこから仕掛けるか。中団からでも先に動くなら良いし、動かなければ、鐘で自分が動こうと思っていた。思ったよりも展開が早かった。ペースが速くてとにかく落ち着いてと。1センターでスピードが上がって仕掛けようとかなと思ったら内藤さんが口が空き気味で立ち遅れてしまった。視野が狭かったですね。とにかく仕掛けた以上はガムシャラに踏もうと。最後の最後までいける感じはなかった。雨で自分の中で気を付けながら走ったけど、それにしてもタイム(上がりタイム10.9秒)は出ているなと。(ダービーに向けては)弾みをつけて臨みたいなと。チャンピオンジャージをきてのG1なのでしっかりと気持ちを入れて。(ダービーは)日程が長く気持ちも張り詰めるし、精神的疲労が溜まりやすいのでしっかりと準備したい。疲れを取って練習を入れてスイッチを入れていきたい」
【新山 響平(2着)】
「伊藤君を逃がした後に中団で脚を使ってしまった。うまく脚を使わずにつければ良かったが、フォームも途中から崩れてしまった。山田さんを越えるのに集中したけど、ゴールまで加速してくれなくて、2センターぐらいで嫌な脚の回り方をしていた。(シリーズ通して)良い経験になった。先行もまくりもできて課題も見えてので、帰って練習します」
【佐藤 慎太郎(3着)】
「良い競輪でしたね。九州の若い選手が地元選手を連れてしかりと駆けて、みんなでワッキーを倒す形ができたんじゃないかなと。響平はレベルアップしている。自分もまくりに迫れているので。もう上位で走れる時間がどれだけあるかわからない。去年はここで落車してのダービーだったけど、今年は健康な状態でいける」