検車場レポート
古性 優作 大阪 100期 |
【古性優作(1着)】
「普段はラインを組んでいる選手と別でしたし、いつもと違う緊張感で走れた。(脇本との対戦は)楽しみしかなかったです。いい位置が取れたので、力を出し切るレースができるかなと。道中で余裕があったので、詰まった所で助走をつけないと、まくりに行けないなと思っている時に松浦君が行って、新田さんに入られかけたけど、ギリギリセーフでした。(松浦が仕掛けて)そこをめがけて思いっきり行った。(松浦との踏み合いになり)苦しかったですし、稲川さんの優勝かなと思ったけど、まさか優勝とは。(近畿別線で)東口さんに(選択で)苦しい思いをさせたけど、僕についてもらってワンツースリーで良かったなって思ってもらえれば。日本選手権が良くなくて、乗り方がわからなくなった。ここに来る前の練習でもわからなかったけど、(来てから)動作解析をしてポイントを見つけられた。前に近い状態になってくれたので、ダービーより戦えるかなと。(高松宮記念杯に向けて)筋肉の状態を上げていくこと、乗り方との一体感も2月のように出ているわけではないので、上げていきたい。地元のGⅠなので気持ちを入れて、自分が獲るつもりで頑張りたい」
【稲川翔(2着)】
「抜きたかったけど、昨日離れているのが頭にありすぎたかも。松浦と(古性)優作の踏み合いになって、踏み進んでおけばよかったが、追走に専念する形になった。優作を抜けるようになれば、また信頼してくれるようになる。とにかく今日は気持ちが入りすぎた。(近畿別線で)改めて優作は近畿を背負ってくれているなと。(別線の)ワッキーも(力勝負で)前から受けて立ってくれた」
【東口善朋(3着)】
「(近畿別線で)どっちの位置でも賛否両論あったけど、気持ちをもって走ろうと思った。33の3コーナー登りで新田君と併走しかけたし、どんな感じになるかと思ったけど、自分の今の自転車は体の使いとマッチしていて、無理なく回れたかなと。(稲川)翔が膨らむ形になって必至でしたけど、最後は力が抜けた」